2017年9月27日水曜日

上小岩親水緑道を徘徊する

マイナーだけど、ほのぼのとした散歩道...

上小岩親水緑道を徘徊する


今回は東京都は江戸川区、上野駅から京成線に乗って
京成小岩駅から上小岩親水緑道を徘徊してきた。

上小岩親水緑道とは?

"北小岩地域を中央に流れていた北小岩川は明治11年に農業用水路として開削されたのち、市街化が進む中で、家庭からの排水が流れ込む排水路となりましたが、蓋をかけて歩行者用通路として地域の方々に利用されてきました。その後、下水道整備により、その役割は終えましたが、その跡地を利用して、四季を感じさせる樹木を植え、小川のせせらぎを演出した上小岩親水緑道を整備しました。また、このあたりは、弥生時代後期から古墳時代にかけての史跡上小岩遺跡群)が見つかっており、上小岩遺跡のモニュメントや土器が描かれたマンホールを設置しています。" 
    もともとは農業用水路だったものが、生活排水路を経て緑豊かな小川道となったようだ。
    都内の住宅地にありながら、突如として小川道が現れる姿はまるでオアシス

    アクセスはは京成上野駅より京成電鉄に乗り、京成小岩駅で下車。
    徒歩5分ほどで上小岩親水緑道へぶつかる。行ってみる。


    まず、京成小岩駅に着いたら煙突が目に入る!

    「地蔵湯」という銭湯の煙突。いきなり下町情緒が漂う。
    写真だと解りずらいが、煙突が斜めに傾いているのが乙である。


    今回は親水緑道が目的なので泣く泣く通り過ぎるが、
    鄙びた風情の建物に心惹かれる。


    京成小岩駅を背にして、緑道にぶつかるまでひたすら歩く。
    京成小岩駅を降りるとちょっとした商店街がり、商店街が終わるとひたすら住宅街だが、
    住宅街の中には昔からこの土地に住んでいらっしゃるであろう立派なお屋敷もちらほら。
    上小岩親水緑道がもともと農業用水路だった事もあり、昔は農家だったのではないかと
    思われるような、田舎の平屋のような建物もたまにあってなんとものんびりとした雰囲気。


    あっという間に上小岩親水緑道にぶつかる。
    個人的に上記のような自宅専用の橋がついている家にとても憧れる。
    この親水緑道には住居と川の立地上、このような光景がよく見られる。


    早速マンホールの蓋には上小岩遺跡群の名残りが。
    土器の絵が描かれている。それにしても、この川に出っ張った土地があるのも魅力的。


    淡々とただ川が続いていくだけでなく、このような動きのある作りがちょこちょこ
    見られるのも楽しい。水のせせらぎ音に癒される。


    地域猫とおぼしき猫も川の近くで悠々と歩いていた。

    ちょっと寄り道。天祖神社 

    京成小岩駅を降りると小さい神社がポツポツとある。
    気になったのでそのうちのひとつ「天祖神社」に寄り道してみた。


    ネタが乗ってないシャリだけの寿司みたいな岩が並んでいる。
    住宅街の中にひっそりとある、このような神社を訪れるのは静かな気持ちにさせてくれる。


    とても大きなイチョウの木があった。
    下には銀杏が無数に落ちていた。9月末なのに早くないか。


    こじんまりとした参道もきちんとある。


    水が注がれる事はあるのだろうか。
    全体的に手入れは綺麗にされていた。


    イチョウ林の間を通ってお社へ向かう。

    見上げると、イチョウの枝から大きなコブが垂れ下がっていた。不思議。



    片隅にはまた別の、小さなお社も。






     お社。綺麗に手入れされており立派な狛犬さんもいらっしゃる。

    お参りしている人は誰もいなかった。

     思わず見入ってしまった。


    また、上小岩親水緑道に戻る。

    親水緑道にはこまめにベンチもあるので本当にお散歩にはとてもいい。


    キウイフルーツを発見。

    鬱蒼としたゾーンもある。

    あっさりとした通りもある。ここからはひたすら上流を目指す。


    ん?なにやらオレンジ色の物体が・・・


    柿が生っているいるのか。


    こちらのベンチにはなんと・・・

    ブドウが生っていた。フルーツいっぱい。


    しかし川幅もどんどん変わるし、岩もあったりなかったり、見てて飽きない川だ。


    親水緑道沿いに団地がある。住み心地いいかもしれない。


    ミニ滝のようなものもちょくちょくあるようだ。


    夏場はジャブジャブ池になるであろう公園が登場。




    割と綺麗な公園もついている。遊具の向こうには公衆トイレあり。


    本当にベンチが多い。老人も安心して散歩できるであろう。


    緑道に戻るとザクロのような植物が。ザクロではないだろうけど。


    しかしいろいろな植物が生い茂っている緑道である。


    逃げないでくれ。


    切り株が川の中に放置されている。乗りたい。


    これは歩いていいのか?


    もうこれ、歩きたくて仕方がない!!!


    ちょっと川の流れが早くなり始めてきた。


    鯉もたくさん泳いでいた。黒くて解りずらいけど。


    奥に見える建物は公衆トイレ。新しいようでなかなか綺麗で立派な作りである。



    滝だ。



    ここが上小岩親水緑道の最上流だった!!
    最後が滝だと達成感がある!!

    最上流には上小岩親水緑道のマップがあった。


    今回の上小岩親水緑道の徘徊はこれにて終了。
    しかし本当はこの日、ここを徘徊するだけでは終わっていなかった・・・
    物足りなかったので、このまま柴又帝釈天まで訪れている。
    続きはまた。

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